年上幼馴染の一途な執着愛
「だけど、明日まで会えないのか……」
ついさっきまで会っていたのに、もう会いたいだなんて。
「早く明日にならないかな……」
そう、願わずにはいられない。
手紙に書いてあったとおり、日向は翌朝すぐにやってきた。
「日向、おはよ」
「夕姫、もう動いて大丈夫か?」
「うん。日向のおかげでほとんど治ったよ。明日からは普通に会社行けそう」
「そうか、良かった」
聞けば日向もまだ朝ごはんを食べていないと言うから、お礼も兼ねて料理をする。
と言っても冷蔵庫の中はゼリーやプリンだらけのため、お米と納豆と卵焼きにお味噌汁というなんとも手作り感の無い簡単なご飯。
だけど日向は
「嬉しい。ありがとう」
と言ってくれて、一緒に食べる朝ごはんは格別においしかった。
私が元気になったのを見届けたからか、日向は昼前には
「実は急ぎの案件が入ってこれから出勤なんだ。ごめんな、また連絡するから」
と言って慌ただしく出ていってしまった。
そんな時にわざわざ朝から家まで顔を見に来てくれたのかと思うと、嬉しくて泣けてきそうだ。
もしかしたら昨日も仕事で帰ったのかもしれない。
日向の優しさが、ただただ嬉しい。
ついさっきまで会っていたのに、もう会いたいだなんて。
「早く明日にならないかな……」
そう、願わずにはいられない。
手紙に書いてあったとおり、日向は翌朝すぐにやってきた。
「日向、おはよ」
「夕姫、もう動いて大丈夫か?」
「うん。日向のおかげでほとんど治ったよ。明日からは普通に会社行けそう」
「そうか、良かった」
聞けば日向もまだ朝ごはんを食べていないと言うから、お礼も兼ねて料理をする。
と言っても冷蔵庫の中はゼリーやプリンだらけのため、お米と納豆と卵焼きにお味噌汁というなんとも手作り感の無い簡単なご飯。
だけど日向は
「嬉しい。ありがとう」
と言ってくれて、一緒に食べる朝ごはんは格別においしかった。
私が元気になったのを見届けたからか、日向は昼前には
「実は急ぎの案件が入ってこれから出勤なんだ。ごめんな、また連絡するから」
と言って慌ただしく出ていってしまった。
そんな時にわざわざ朝から家まで顔を見に来てくれたのかと思うと、嬉しくて泣けてきそうだ。
もしかしたら昨日も仕事で帰ったのかもしれない。
日向の優しさが、ただただ嬉しい。