可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「おじさん! 荷車を貸してください!!」

 ルシアが言う。

「今は忙しい! お嬢ちゃんも逃げないと!」

「私も消火にいきたいんです!! 私の工房の魔導具を運んでください!」

 ルシアが言うと、万屋の主人はハッとして頷く。
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