可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「すごい! すごいよウルちゃん!! 今度は焼き芋、焼いてもらおう!」

 ルシアが言って、ウルカヌスとカイルは顔を見合わせ噴き出した。

 ルシアは意味がわからずに小首をかしげる。

「仮にも火の精霊に焼き芋焼かす?」

 ニィとバンクは、呆れて小さくため息をついた。

「さーて、防水機能をつけましょうか」

 ルシアはそういうと、防水用のパッキンを取り付ける。
< 436 / 458 >

この作品をシェア

pagetop