俺と婚約してよ
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「.....................、」
大丈夫、先生の話しはちゃんと聞いてた。
だから、黙々と、
目の前の花壇の作業をしているところ。
いかに、目立たず、静かに...............
そうしていれば、きっとバレることはない。
確信も確証もないけど、そうするしかない。
だって、私は、
クラスでも目立たない存在だし。
そもそも、私が、
この〝園芸委員〟になったのも。
クラスメイトたちが........................
『汚いの嫌なんですけどー』
『夏は暑いし、冬は寒いでしょ』
『めんどくさいことは、
ぜんぶ、矢沢さんでいいんじゃない?』
クラスメイトの誰1人として、
反対する人もいないから、私も何も言えなくて。
それで、
〝園芸委員〟になってしまった。