先輩!
「俺あんな上司になりたいわ。部下のために命かけるじゃないけど。自分でもよく分からないうちに出世して、いまいち責任感とか使命感とかないまま仕事してんだよな」
「そうなんですか?でもわたし先輩のこと上司として尊敬してますよ。責任感ないなんて思ったことないです。いつも質問したらすぐ答え返してくれるし、堂々としてるし、いつの間にか契約獲って帰ってくるし。素敵な上司です」
「そっか」
「はい」
「嬉しいな。そう言われると」
「照れてますね」
「うるさいわ」
「ほら、早く食って買い物行こ」と照れた先輩がそっぽを向いた。
先輩とお付き合いが始まってからも、今までみたいな会話ができて嬉しいです。
上司と付き合うと、変に気を使っちゃうかなとか、気まずくなっちゃわないかなと、それなりに危惧していた部分があったんです。
でもそんなところが全くないのは、先輩のこと、男性として意識する前から、大好きだったからだと思うんです。
仕事でもプライベートでも、かっこよくて優しくて、ちょっぴり意地悪な先輩に、日を追うごとに『好き』が増してるんです。
「そうなんですか?でもわたし先輩のこと上司として尊敬してますよ。責任感ないなんて思ったことないです。いつも質問したらすぐ答え返してくれるし、堂々としてるし、いつの間にか契約獲って帰ってくるし。素敵な上司です」
「そっか」
「はい」
「嬉しいな。そう言われると」
「照れてますね」
「うるさいわ」
「ほら、早く食って買い物行こ」と照れた先輩がそっぽを向いた。
先輩とお付き合いが始まってからも、今までみたいな会話ができて嬉しいです。
上司と付き合うと、変に気を使っちゃうかなとか、気まずくなっちゃわないかなと、それなりに危惧していた部分があったんです。
でもそんなところが全くないのは、先輩のこと、男性として意識する前から、大好きだったからだと思うんです。
仕事でもプライベートでも、かっこよくて優しくて、ちょっぴり意地悪な先輩に、日を追うごとに『好き』が増してるんです。