先輩!
*
「ガッツリ女子の部屋。芽衣の匂いがする」
先輩がそう表現したわたしの部屋。
急な引っ越しを強いられ慌てて決めた割には、2階の角部屋で日当たりがよく気に入っている。最寄り駅が徒歩圏内なのが最大の決め手だった。
インテリアは穂乃果さんと一緒に選んだ。白とライトグレーをベースに、ピンクの差し色を効かせた。
どうせなら芽衣ちゃんの好みを炸裂させて、かわいくて居心地のいい部屋にしよう。帰りたくなる部屋にしよう。と落ち込んでいたわたしを励ましてくれた。
「あ、そうだ」
22時すぎに一緒に入ったベッドで、先輩が自分のスマホを渡してきた。
「ガッツリ女子の部屋。芽衣の匂いがする」
先輩がそう表現したわたしの部屋。
急な引っ越しを強いられ慌てて決めた割には、2階の角部屋で日当たりがよく気に入っている。最寄り駅が徒歩圏内なのが最大の決め手だった。
インテリアは穂乃果さんと一緒に選んだ。白とライトグレーをベースに、ピンクの差し色を効かせた。
どうせなら芽衣ちゃんの好みを炸裂させて、かわいくて居心地のいい部屋にしよう。帰りたくなる部屋にしよう。と落ち込んでいたわたしを励ましてくれた。
「あ、そうだ」
22時すぎに一緒に入ったベッドで、先輩が自分のスマホを渡してきた。