先輩!
10.俺のところに帰ってきて
「もう!翔くんのせいでこんな時間になった!」
「だって、翔くん気持ちいい気持ちいいって言われたら嬉しくて頑張、イテッ、まくら投げんな」
「最悪。シーツがあんなに、」
「濡れた?ケンカの後って燃えるな。イッテ、ごめんて」
朝起きたら予報通りの快晴で、大物を洗濯しようと意気込んでいたのにおおかみ先輩に変身してしまった。
きっかけは、朝起きてすぐエッチな手付きでスキンシップしてきた先輩に対する何気ない一言。
「もしかしなくても翔くん性欲強いよね?」
そうしたら、「芽衣限定」と元遊び人が白々しい嘘をついたことに、わたしが腹を立てたのだ。
「だって、翔くん気持ちいい気持ちいいって言われたら嬉しくて頑張、イテッ、まくら投げんな」
「最悪。シーツがあんなに、」
「濡れた?ケンカの後って燃えるな。イッテ、ごめんて」
朝起きたら予報通りの快晴で、大物を洗濯しようと意気込んでいたのにおおかみ先輩に変身してしまった。
きっかけは、朝起きてすぐエッチな手付きでスキンシップしてきた先輩に対する何気ない一言。
「もしかしなくても翔くん性欲強いよね?」
そうしたら、「芽衣限定」と元遊び人が白々しい嘘をついたことに、わたしが腹を立てたのだ。