先輩!
玲央仕事はどう?辛くない?

ご飯は食べれてる?

心の中で思うだけ。


「芽衣、あの時のやつとどうなった?」

「付き合ってる」

「そっか」

「そっか」ともう一度呟いた玲央。「芽衣が幸せならそれでいいんだ」と笑う。

幸せだよ。と言葉に代わりに笑ってみせた。


「俺も今イイ感じの人がいるんだ。だから俺はもう大丈夫だから。今日会えてよかった」

「うん」


じゃあと手を振りひときわ大きな男子の集団に入っていった玲央。

そんなわたしたちを見守っていてくれた友達と、二次会のカラオケが終わってコーヒーショップに行った。
< 187 / 371 >

この作品をシェア

pagetop