先輩!
「翔くん」
「ん?」
背が届かないので、先輩のスーツの襟元を掴み引き寄せ、背伸びをした。それから、ちゅ、と触れるだけのキスをして。
「いってらっしゃいのキス」と笑ってみせた。
「翔くん大好き」
いってらっしゃいって、一緒に出るのにおかしいだろって笑われると思ったのに。
意外や意外。顔を真っ赤にして固まった先輩が、もう好きで好きで。
「俺今日仕事休みたい。芽衣と1日中ベッドで過ごしたい」
そう呟いた先輩に、それも悪くないなと思ってしまった。
出社してすぐ、先輩と一緒に、部長に昨夜の出来事を報告した。
両親にも電話で伝え、ひとまず先輩の家にお世話になると伝えた。
電話口で酷く心配する母に、先輩が電話を変わってくれて、俺がついてるので。と母を安心させてくれた。
こうして、居候生活が始まった。
「ん?」
背が届かないので、先輩のスーツの襟元を掴み引き寄せ、背伸びをした。それから、ちゅ、と触れるだけのキスをして。
「いってらっしゃいのキス」と笑ってみせた。
「翔くん大好き」
いってらっしゃいって、一緒に出るのにおかしいだろって笑われると思ったのに。
意外や意外。顔を真っ赤にして固まった先輩が、もう好きで好きで。
「俺今日仕事休みたい。芽衣と1日中ベッドで過ごしたい」
そう呟いた先輩に、それも悪くないなと思ってしまった。
出社してすぐ、先輩と一緒に、部長に昨夜の出来事を報告した。
両親にも電話で伝え、ひとまず先輩の家にお世話になると伝えた。
電話口で酷く心配する母に、先輩が電話を変わってくれて、俺がついてるので。と母を安心させてくれた。
こうして、居候生活が始まった。