先輩!
*
一旦家に帰った。
芽衣が着替えている間に、大事なものを忘れないように、テーブルの上に置いた。
「お待たせ」
いつものカジュアルな服装とは違い、ピンクベージュ色のワンピースを身につけた芽衣が洗面所から出てきた。
短めの髪の毛を緩く巻いていてメイクもバッチリだ。
俺の嫁可愛すぎん?
「ん、可愛い」
「翔くん!」
「ぎゅー」と言いながら、俺に飛びついてきた。
両腕で抱きとめることができて、それだけで喜びを感じる。
「ギブス取れて良かったね」
「いろいろ迷惑かけてごめんな。ありがとう」
「いっぱいぎゅってして?」
やば。やっぱり俺の嫁可愛すぎん?甘えモードかよ。このままイチャイチャしてえ。
時間押してるけど、抱きしめてキスするの一択だわ。
芽衣と出会って、喜怒哀楽のハードルが下がった。
何をするのもめんどくさくて、一生懸命な人を心のどこかで蔑んでいた俺とは別人のようだ。
少し前に野口さんに、自分という人間が変わったと話したことがある。
でもその時、本来のお前が引き出されただけじゃないのか。と笑われた。
真相は分からない。
一旦家に帰った。
芽衣が着替えている間に、大事なものを忘れないように、テーブルの上に置いた。
「お待たせ」
いつものカジュアルな服装とは違い、ピンクベージュ色のワンピースを身につけた芽衣が洗面所から出てきた。
短めの髪の毛を緩く巻いていてメイクもバッチリだ。
俺の嫁可愛すぎん?
「ん、可愛い」
「翔くん!」
「ぎゅー」と言いながら、俺に飛びついてきた。
両腕で抱きとめることができて、それだけで喜びを感じる。
「ギブス取れて良かったね」
「いろいろ迷惑かけてごめんな。ありがとう」
「いっぱいぎゅってして?」
やば。やっぱり俺の嫁可愛すぎん?甘えモードかよ。このままイチャイチャしてえ。
時間押してるけど、抱きしめてキスするの一択だわ。
芽衣と出会って、喜怒哀楽のハードルが下がった。
何をするのもめんどくさくて、一生懸命な人を心のどこかで蔑んでいた俺とは別人のようだ。
少し前に野口さんに、自分という人間が変わったと話したことがある。
でもその時、本来のお前が引き出されただけじゃないのか。と笑われた。
真相は分からない。