先輩!
「芽衣ちゃん、わたし一言言おうか?」
「いえ、ありがとうございます。そっとしておいてください」
「じゃあ場所変える?芽衣ちゃんとのせっかくのランチなのに」
ううん、と首を横に振る。その代わり、早く食べて社に戻りましょう。と声のトーンを落として喋っていた時だった。
「え、最悪なんだけど。久保さんからの返信が珍しく速いと思ったら見て。もう連絡してこないでくれって。ありえないんですけど」
穂乃果さんと顔を見合わせる。久保さんって、先輩のこと?
耳はダンボなんだけど、いろんな意味で怖くて横向けないし、ひたすらランチを食べるしかないわたし。
穂乃果さんは完全にフリーズして、盗み聞きに専念している。
「いえ、ありがとうございます。そっとしておいてください」
「じゃあ場所変える?芽衣ちゃんとのせっかくのランチなのに」
ううん、と首を横に振る。その代わり、早く食べて社に戻りましょう。と声のトーンを落として喋っていた時だった。
「え、最悪なんだけど。久保さんからの返信が珍しく速いと思ったら見て。もう連絡してこないでくれって。ありえないんですけど」
穂乃果さんと顔を見合わせる。久保さんって、先輩のこと?
耳はダンボなんだけど、いろんな意味で怖くて横向けないし、ひたすらランチを食べるしかないわたし。
穂乃果さんは完全にフリーズして、盗み聞きに専念している。