先輩!
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「おはようございます」
月曜日の出勤途中、後ろからやってきてすっと隣に立った男性に挨拶をされ、反射的に挨拶を返すと佐々木くんだった。
どきり、胸が跳ねる。
はて?動悸か?加齢か??
あー、佐々木くんのような塩顔男子が大好物だからか。
佐々木くんは、我が社のダントツ人気久保さんの後に続く人気の1人だ。
初めて2人で話をする佐々木くんに感じた胸の高鳴りのような気配は、一旦なかったことにする。
「芽衣ちゃんから久保さんのこと聞いたよ。大ケガだけど無事で何よりだね」
「さすが久保課長っすよ。持ってます。あの大事故で生きてるんですもん」
「芽衣ちゃんと結婚するんだってね」
「そうっすよ。久保課長の籍に入るとかあいつ許せん」
「あははっ、なにそれ」
なんだこの子。面白い。
芽衣ちゃんと仲良いし、てっきり三角関係の当て馬かとワクワク、あ、いや、ひやひやしてたのに。
そっか。久保氏推しね。最高。滾る。
「おはようございます」
月曜日の出勤途中、後ろからやってきてすっと隣に立った男性に挨拶をされ、反射的に挨拶を返すと佐々木くんだった。
どきり、胸が跳ねる。
はて?動悸か?加齢か??
あー、佐々木くんのような塩顔男子が大好物だからか。
佐々木くんは、我が社のダントツ人気久保さんの後に続く人気の1人だ。
初めて2人で話をする佐々木くんに感じた胸の高鳴りのような気配は、一旦なかったことにする。
「芽衣ちゃんから久保さんのこと聞いたよ。大ケガだけど無事で何よりだね」
「さすが久保課長っすよ。持ってます。あの大事故で生きてるんですもん」
「芽衣ちゃんと結婚するんだってね」
「そうっすよ。久保課長の籍に入るとかあいつ許せん」
「あははっ、なにそれ」
なんだこの子。面白い。
芽衣ちゃんと仲良いし、てっきり三角関係の当て馬かとワクワク、あ、いや、ひやひやしてたのに。
そっか。久保氏推しね。最高。滾る。