先輩!
「先輩、だめそれ、」

「どした?」

「気持ちよすぎて怖い、や、やめて」


先輩のしっとり汗がにじむ背中にしがみつく。

だからと言って先輩がそれをやめてくれるはずもなく、私の敏感な部分を刺激する指は止まらない。

もう、だめ、


「イクとこ見せて」

とどめが耳に降ってきて、ぎゅ、と身体の奥が収縮して弾けた。身体の体積が5%くらい小さくなったんじゃないかってくらい。


「可愛い」

満足気に微笑む先輩は、しばらく抱きしめてくれたあと、頭を撫でておでこにキスをくれた。


「わたしもう限界です」

「いやこれからだから。がんばれ」


んー、と覆いかぶさってきた先輩のキスで誤魔化される。


「芽衣の中すげえ狭いからもうちょっとほぐそうか」

「!?」

「それから俺のでもっと気持ちよくなってな」


再び体内に入ってきた先輩の指に、いいところを探し当てられ容赦なく攻められる。

舌先でも同時に与えられる快感が凄くて。

ほぐされるどころか、とろとろに溶けてすぐ限界を迎えた。
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