先輩!
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週が開けて月曜日、PM5:00
各部署共有のミーティングルームで、メンターの穂乃果さんと月1回の定例面談。
このフロアには、大中小の様々な部屋がある。来客用の応接室や大会議室から、メンターとの面談で使うような小さな会議室まで。
外部の人の目に触れるフロアなので、このフロア全体が、我が社のショールームの意味合いも兼ねている。
「芽衣ちゃーん。おめでとー」
「ありがとうございます」
「土曜の夜にLIMEくれた時絶叫したわ」
「ハグハグ」と言って、部屋に入るなり抱きしめてくれた穂乃果さん。自分の事のように喜んでくれて本当に嬉しい。
「ねえねえ、会社で公表するの?」
「穂乃果さん仕事の話しなくていいんですか?」
「そんなもんどうでもいいわ。報告書にはふたぎん案件燃えてます。やる気みなぎってますって適当に書いとくわ。プライベートも問題ありませんって。実際は大事件が勃発したけどね」
落ち着いて。まあ座ろう。と落ち着く必要がある張本人に促された。
週が開けて月曜日、PM5:00
各部署共有のミーティングルームで、メンターの穂乃果さんと月1回の定例面談。
このフロアには、大中小の様々な部屋がある。来客用の応接室や大会議室から、メンターとの面談で使うような小さな会議室まで。
外部の人の目に触れるフロアなので、このフロア全体が、我が社のショールームの意味合いも兼ねている。
「芽衣ちゃーん。おめでとー」
「ありがとうございます」
「土曜の夜にLIMEくれた時絶叫したわ」
「ハグハグ」と言って、部屋に入るなり抱きしめてくれた穂乃果さん。自分の事のように喜んでくれて本当に嬉しい。
「ねえねえ、会社で公表するの?」
「穂乃果さん仕事の話しなくていいんですか?」
「そんなもんどうでもいいわ。報告書にはふたぎん案件燃えてます。やる気みなぎってますって適当に書いとくわ。プライベートも問題ありませんって。実際は大事件が勃発したけどね」
落ち着いて。まあ座ろう。と落ち着く必要がある張本人に促された。