もしかしなくてもここは!!?
「…えっ…」
「よっ…そらじゃん。久しぶり…」
「………誰だっけ。」
「ぉいおい!!久しぶりにあった幼なじみに一言目がそれかよ!!」
"まっそららしいけど…"といい
少し呆れた様子のこの男
「ぁ!!腹 高苗だっけ…」
「誰なんや!俺は原田 叶やから!!」
どっちにしろ変わらへんやん
そうそう、紹介がまだだった…
あたしは苗木 そら
高校2年生
豊楢女子高校
生徒会副会長
だった。
そう、昨日までの話。
今日からは秋棟高校の僅かなる女子生徒。
そしてこの馴れ馴れしい男。
原田 叶
かなえと読むが正真正銘の男。
同じく秋棟高校の2年生
だと思われる。
あたしの幼なじみだった。
らしい。
あんま覚えてないや。
「何でこんなとこにおんの?」
「今日来る可愛らしい転校生のお出迎えや!」
「あっそ、早く来ると良いな。じゃ。」
といい、あたしは
近くにいた警備員のお兄さん?に入り方を聞いた
―が―
「ってちょい待ち!!そらの事を待ってたんやって。」
何でこいつがお出迎え?
まぁええゎ とりあえず中に入れるなら…