青春少女
そこからはとてもスムーズだった。
勢いよく書いてある電話番号に電話をかけてアルバイトの募集を…って言ったことまでは覚えてる。
そこからは店長のような人からの指示で、
この日に店まで来てもらって、持ち物は──と必要物を伝えられる。
履歴書はもちろんだけど用意しないといけなくて、証明写真も必要になる。
いざ面接が決定すると途端に気が重くなった。
「私に…バイトなんて出来るのかな…ていうか働きたくないし」
元々社交的な性格では無いので接客業が出来るかとにかく不安だった。
面接の日、来ないといいな。