姫を追放された私は一筋の光に救われた
「雪菜姫、リベンジマッチ頑張ってください!俺、全力で応援します!」


「俺らも見届け人やるっす。凪総長だけじゃ何かあった時に助けられないかもですし!!」


「ゼウスメンバー全員で凪総長と雪菜姫を守りますから安心してください!」


「みんな……ありがとう」


「「「っ……!」」」


「雪菜、その顔禁止」


「え!?どの顔のこと??」


「お前らも雪菜を見るの禁止。破った奴はキツイ罰を与える」


「凪総長、ガチでキレすぎっすよ!?」


「凪さん。罰を与えるなんて可哀想です」


「……なら雪菜を見るのをやめるだけで許す」


「雪菜姫を見れないのも拷問っすよ!」


夕方近くまでゼウスのメンバーとわちゃわちゃしていた。おしゃべりが楽しくてあっという間に時間が過ぎた。


それから私は凪さんと毎日のように顔を出した。ゼウスメンバーは私に美味しいお菓子やらご飯を与えてくれて。

こんなこと毎日されたら私太るのでは!?みんなが可愛がってくれるのは嬉しいけど。
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