あの頃のきみに栞を。今のきみに僕を。〜夢はきみと結婚すること〜
誠くんがまた引っ越してきたのはお父さんの仕事も軌道に乗り、誠くんの強い希望でまた戻ってきたらしい。
誠くんは恥ずかしそうにもうやめてと言っていたが誠くんのお父さんとお母さんがその時のことを色々教えてくれた。
あの頃食べていた誠くんのお母さんの手作りご飯を食べながらその話を聞いた。
小学校に上がってからもずっとみきちゃんみきちゃんと言っていたことも、
誕生日や、クリスマスのプレゼントにはみきちゃんに会いたいと言っていたことも、
他にも色々。
私は幸せ者だと改めて思う。