『好き』って言って
ーかなたー


ゆなが救急車で運ばれた。


先生「聞きたい事は沢山あるが、今回は見なかったことにする。ありがとな。助かった。ちゃんとお前は教室に戻れよ。」


そう言い先生はニコっと笑った。


そして昼休みになり、ケータイを開くとゆなの母から電話が来ていた。
すぐに掛け直すと、


ゆな母「かなたくん、ごめんね。ちょっと聞きたいんだけど、ゆなと連絡とってない?」

「いや。とってない。なんで?」

ゆな母「…ゆな、病院からいなくなっちゃって…」

「は?まぢ?」

ゆな母「うん。何度電話しても出てくれなくて」

「わかった。俺も連絡してみる。」

ゆな母「ごめんね。お願い。」


そう言って電話をきり直ぐにゆなに電話をかけた。


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