オレンジ服のヒーローの一途な愛
3
朝7時半、スマホのアラームの音で目が覚めた。
あくびをしながら怠い身体を起こす。
やっぱり少し飲みすぎただろうか。
昨夜、翔ちゃんは何時まで兄に付き合わされたんだろう……
ここではたと気づく。
翔ちゃんがうちに泊まる時はいつも兄の部屋のベッドの隣に布団を出しておくのだけど、昨夜はすっかり忘れていた。
兄はちゃんと布団を出してあげたんだろうか。
一抹の不安がよぎる。
リビングへ入ると兄の姿はなく、翔ちゃんはカーペットの上で丸くなって眠っていた。
そして兄の部屋からは大きないびきが聞こえてくる。
やっぱり兄は酔っ払っていて布団を敷いてあげずにひとりで眠ってしまったんだろう。
愚痴に付き合わせた上、こんなところに翔ちゃんを寝かせていたなんて申し訳ない。
あくびをしながら怠い身体を起こす。
やっぱり少し飲みすぎただろうか。
昨夜、翔ちゃんは何時まで兄に付き合わされたんだろう……
ここではたと気づく。
翔ちゃんがうちに泊まる時はいつも兄の部屋のベッドの隣に布団を出しておくのだけど、昨夜はすっかり忘れていた。
兄はちゃんと布団を出してあげたんだろうか。
一抹の不安がよぎる。
リビングへ入ると兄の姿はなく、翔ちゃんはカーペットの上で丸くなって眠っていた。
そして兄の部屋からは大きないびきが聞こえてくる。
やっぱり兄は酔っ払っていて布団を敷いてあげずにひとりで眠ってしまったんだろう。
愚痴に付き合わせた上、こんなところに翔ちゃんを寝かせていたなんて申し訳ない。