恋神様に願いを込めて
「永野さん、ありがとう!昨日教えてもらった通りに手紙を書いて彼に渡したら、付き合うことになったよ!本当にありがとう!」
「そう。ならよかったわ」
昨日の女子から好きな人に直接は恥ずかしいから手紙を書いて告白をしたいと相談をされ、素直に思っていることを書いてみたらいいと言っただけなのに。
またうまくいったみたいだ。
「永野ー。少しいいか?頼みたいことがあって」
「はい」
担任の先生から呼ばれて廊下に行く。
「放課後、生徒会長の手伝いに行ってあげてくれないか?生徒会役員が今みんなインフルで休んでいて、会長しかいないらしくてな。今日中にまとめないといけない資料とかたくさんあって、手伝える人を探してるらしいんだ。だからぜひ優秀な永野はどうかと思ってな」
生徒会長は毎年高校二年生がやると決まっている。
だけど今年の高二からは立候補は誰もいなく、代わりに高一である佐野春仁が立候補をした。
異例な高一の生徒会長となったが、佐野くんは成績優秀で主席としてこの学校に入ってきたらしく、先生からの期待も厚かったため許されたそうだ。
私も生徒会役員にどうかと先生から誘われたが、家の事情で断り、今では恋愛の神様なんて呼ばれているわけだ。
「私でよければ、手伝います」
「本当か!いやーいつもありがとうな。永野に頼むなら先生も安心だから、よろしくな」
「はい」
「そう。ならよかったわ」
昨日の女子から好きな人に直接は恥ずかしいから手紙を書いて告白をしたいと相談をされ、素直に思っていることを書いてみたらいいと言っただけなのに。
またうまくいったみたいだ。
「永野ー。少しいいか?頼みたいことがあって」
「はい」
担任の先生から呼ばれて廊下に行く。
「放課後、生徒会長の手伝いに行ってあげてくれないか?生徒会役員が今みんなインフルで休んでいて、会長しかいないらしくてな。今日中にまとめないといけない資料とかたくさんあって、手伝える人を探してるらしいんだ。だからぜひ優秀な永野はどうかと思ってな」
生徒会長は毎年高校二年生がやると決まっている。
だけど今年の高二からは立候補は誰もいなく、代わりに高一である佐野春仁が立候補をした。
異例な高一の生徒会長となったが、佐野くんは成績優秀で主席としてこの学校に入ってきたらしく、先生からの期待も厚かったため許されたそうだ。
私も生徒会役員にどうかと先生から誘われたが、家の事情で断り、今では恋愛の神様なんて呼ばれているわけだ。
「私でよければ、手伝います」
「本当か!いやーいつもありがとうな。永野に頼むなら先生も安心だから、よろしくな」
「はい」