恋神様に願いを込めて
偶然にも今日はクリスマスで、あちこちの家でクリスマスのキラキラとした飾りが見られる。
今日で学校に行くのも最後か…。
暗いことしか思い浮かばない頭を振って、学校への道を急いだ。
「あ、先輩。おはようございます」
校門前には佐野くんや生徒会役員が立って挨拶運動をしていた。
「珍しいですね、ギリギリな時間なの」
「少し寝過ぎてしまって…。佐野くんは朝から大変ね」
「まあ二学期最後の生徒会の仕事なので。今日くらいは真面目に頑張ります」
ガッツポーズをする佐野くんが面白くて、思わずふっと笑みがこぼれる。
「そうだ、終業式が終わった後、いつもの場所来れますか?」
「校舎裏のこと?ええ、大丈夫よ」
「じゃあ待ってますね。少し話したいことがあるので」
なんだろうと思いながらも頷いて佐野くんとわかれる。
終業式は午前中で終わり、教室の大掃除とホームルームをして解散となった。
校舎裏にはまだ佐野くんの姿はなく、いつもの桜の木に背中をつけて座る。
今日で学校に行くのも最後か…。
暗いことしか思い浮かばない頭を振って、学校への道を急いだ。
「あ、先輩。おはようございます」
校門前には佐野くんや生徒会役員が立って挨拶運動をしていた。
「珍しいですね、ギリギリな時間なの」
「少し寝過ぎてしまって…。佐野くんは朝から大変ね」
「まあ二学期最後の生徒会の仕事なので。今日くらいは真面目に頑張ります」
ガッツポーズをする佐野くんが面白くて、思わずふっと笑みがこぼれる。
「そうだ、終業式が終わった後、いつもの場所来れますか?」
「校舎裏のこと?ええ、大丈夫よ」
「じゃあ待ってますね。少し話したいことがあるので」
なんだろうと思いながらも頷いて佐野くんとわかれる。
終業式は午前中で終わり、教室の大掃除とホームルームをして解散となった。
校舎裏にはまだ佐野くんの姿はなく、いつもの桜の木に背中をつけて座る。