初恋が叶わなった日


朱音は小学生の時からの幼馴染だけどいつかは居なくなるんだよね。


でも、1人の方がいいと思うこともあるけどね。


しかも、朱音は私の悪口を言ってるんだからいなくなっても別にいい。


『朱音が居なくなったら寂しいじゃん。私達はずっと親友でしょ?』


『だね。もし、好きな人とか彼氏が出来たら教えてよね。咲良いつも隠すから。』


『ごめんって。ちゃんと朱音に伝えるから。』


『それならいいんだよ。謝らんくっても。』



私達はたわいもない会話をしながら学校に向かった。


学校についてクラスが書かれている紙を見つけて朱音と眺めていた。


『ちょっと待ってよ。咲良とは違うクラスだ。同じが良かった。』


私達は何があっても同じクラスだった。


なぜ、同じクラスだったのかは全然分からないけど朱音とは学校でも放課後でもずっと一緒だった。


高校に入って初めてお互い違うクラスになった。


『私も朱音と同じクラスが良かった。』


『だよね。クラスは隣だから昼休みとかは一緒に居ようね。』


『わかった。じゃあ、私そろそろクラスに行くね。』


『だね。じゃあ、咲良後でね。』


私達はお互いのクラスに散らばっていた。




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