余命約一年の君は

プロローグ

余命約一年の君は、きっとまだ知らない。
僕が君に支えられてきたこと。
    元気をもらったこと。

そして、僕は君が好きだということ。

だけど、このことは誰にも言わない。
だって君は・・・余命約一年だから。

この気持ちが、どうか君に届きますように。
その時まで僕は、永遠に忘れない。

――――――余命約一年の君を。    
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