学年1モテるクール男子は地味子ちゃんを助けたい。
「お、及川柚月です……」
私はもじもじしながら自分のフルネームを口にした。
自己紹介はいつもこうだけど、端正な顔立ちの氷高くんにじっと見つめられているせいか、過去一緊張してしまう。
「わかった。じゃあ、及川。このノート、職員室に持って行けばいいの?」
「あ、はい。……って、えっ⁉」
私がうなずいた瞬間、氷高くんは軽々とノートを抱えて、颯爽と廊下を歩き出した。
ど、どうしよう……。
今のはうっかり話の流れで返事をしてしまっただけなのに……。
「まっ、待ってください!」
私はもじもじしながら自分のフルネームを口にした。
自己紹介はいつもこうだけど、端正な顔立ちの氷高くんにじっと見つめられているせいか、過去一緊張してしまう。
「わかった。じゃあ、及川。このノート、職員室に持って行けばいいの?」
「あ、はい。……って、えっ⁉」
私がうなずいた瞬間、氷高くんは軽々とノートを抱えて、颯爽と廊下を歩き出した。
ど、どうしよう……。
今のはうっかり話の流れで返事をしてしまっただけなのに……。
「まっ、待ってください!」