迷宮階段
呼び出される
涼子と麻衣のふたりと夕飯を食べ終えて外へ出ると、すっかり日が暮れていた。
「あぁ、おいしかった。いつも奢ってくれてありがろう真美」
涼子が膨れたお腹をさすって満足そうに言う。
「これくらいどうってことないよ。デザート食べなくてよかったの?」
「もうこれ以上はなにも入らないよぉ」
涼子は今にもはちきれそうなお腹を撫でて大げさに言う。それが面白くて私は声を出して笑った。
それに比べて麻衣はあまりしゃべらない。
私が誘えば時々ついてくるものの、周りの友人達に遠慮しているのか黙り込んでしまうことが多かった。
「ねぇ、麻衣はどうだった?」
食事中もあまりしゃべらないし、そんなんじゃ一緒にいてもこちらは楽しくない。
「う、うん。美味しかったよ。ありがとう」
「あぁ、おいしかった。いつも奢ってくれてありがろう真美」
涼子が膨れたお腹をさすって満足そうに言う。
「これくらいどうってことないよ。デザート食べなくてよかったの?」
「もうこれ以上はなにも入らないよぉ」
涼子は今にもはちきれそうなお腹を撫でて大げさに言う。それが面白くて私は声を出して笑った。
それに比べて麻衣はあまりしゃべらない。
私が誘えば時々ついてくるものの、周りの友人達に遠慮しているのか黙り込んでしまうことが多かった。
「ねぇ、麻衣はどうだった?」
食事中もあまりしゃべらないし、そんなんじゃ一緒にいてもこちらは楽しくない。
「う、うん。美味しかったよ。ありがとう」