《番外編》妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました
(やだ、こんなの着て百瀬くんの前に出られないよ……)
コスプレというのはここまで恥ずかしさを伴うものなのかと改めて実感するも今更止める訳にもいかず、
「亜夢ー? どうかした?」
流石に時間が掛かりすぎているからか、心配した百瀬くんが声を掛けてきたので、
「……ご、ごめんね……お待たせ……」
覚悟を決めた私はゆっくりとドアを開くと、恥ずかしさで俯き加減のまま、百瀬くんにメイド服姿を披露した。
「…………」
すぐ目の前に居るのに、何も答えない彼。
(え? やっぱり、似合ってない? 予想と違うってガッカリしてる……とか?)
心配になった私が思い切り顔を上げて百瀬くんを見ると、
「……やば……、予想以上に可愛過ぎて……言葉にならなかった」
頬を赤く染めた百瀬くんは少し視線を外しながらそう口にした。
「えっと、その……」
予想以上とか、そんな風に言われるとは思っていなかったから百瀬くんの発言にどう反応すればいいのか戸惑っていると、
「……来て」
彼に手を掴まれた私はそのまま寝室まで連れて行かれ、
「きゃっ!?」
少し乱暴にベッドの上へ押し倒された。
「百瀬……くん?」
どことなくいつもと違う百瀬くんに更なる戸惑いを感じた私が名前を呼ぶと、
「今、亜夢はメイドなんだから、俺の事は『ご主人様』って呼ばなきゃでしょ? なりきらなきゃ、お仕置だよ――」
メイドになりきって『ご主人様』と呼ぶように要求された刹那、顎を持ち上げられると荒々しく唇を塞がれた。
コスプレというのはここまで恥ずかしさを伴うものなのかと改めて実感するも今更止める訳にもいかず、
「亜夢ー? どうかした?」
流石に時間が掛かりすぎているからか、心配した百瀬くんが声を掛けてきたので、
「……ご、ごめんね……お待たせ……」
覚悟を決めた私はゆっくりとドアを開くと、恥ずかしさで俯き加減のまま、百瀬くんにメイド服姿を披露した。
「…………」
すぐ目の前に居るのに、何も答えない彼。
(え? やっぱり、似合ってない? 予想と違うってガッカリしてる……とか?)
心配になった私が思い切り顔を上げて百瀬くんを見ると、
「……やば……、予想以上に可愛過ぎて……言葉にならなかった」
頬を赤く染めた百瀬くんは少し視線を外しながらそう口にした。
「えっと、その……」
予想以上とか、そんな風に言われるとは思っていなかったから百瀬くんの発言にどう反応すればいいのか戸惑っていると、
「……来て」
彼に手を掴まれた私はそのまま寝室まで連れて行かれ、
「きゃっ!?」
少し乱暴にベッドの上へ押し倒された。
「百瀬……くん?」
どことなくいつもと違う百瀬くんに更なる戸惑いを感じた私が名前を呼ぶと、
「今、亜夢はメイドなんだから、俺の事は『ご主人様』って呼ばなきゃでしょ? なりきらなきゃ、お仕置だよ――」
メイドになりきって『ご主人様』と呼ぶように要求された刹那、顎を持ち上げられると荒々しく唇を塞がれた。