《番外編》妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました
そして、その後で二人一緒にお風呂に入り、百瀬くんのリクエストで私がパスタを作り、食べながら誕生日をお祝いした。
「……百瀬くん、これ」
「プレゼントなんて良いのに」
「……その、大した物じゃ、無いんだけど……」
「開けていい?」
「うん」
プレゼントを手渡すと彼は嬉しそうに包みを解いていき、
「え? もしかして、これ……亜夢が編んだの?」
「うん、そうなの。そんなに上手くなくて申し訳ないけど……」
「そんな事無いって! 上手いし! ってかめちゃくちゃ嬉しい!」
カーキー色のセーターを手にした百瀬くんは無邪気な笑顔を向けながら喜んでくれた。
「あのね、この前クローゼットに隠してたのは、これなの。どうしても今日まで内緒にしたくて、隠してたの。本当にごめんね」
そして、喧嘩の原因になった理由について話すと、
「そっか、そうだったんだ。俺の為だったのに、勘違いして怒ってごめん。俺、本当に子供だった…………呆れた?」
「ううん、そんな事ない」
「本当?」
「……信用してないの? それじゃあ――」
「――ッ!」
普段はあまり自分から積極的にキスはしないけど、今日は特別。
「呆れたりしないよ? 私は百瀬くんの事、大好きだもん」
「……不意打ちとか、反則過ぎだし……」
珍しく照れる百瀬くんが可愛くて、私はもう一度、彼の唇に自身の唇を重ねていくのだった――。
-END-
※イラストはAI生成アプリにて作成しました※
「……百瀬くん、これ」
「プレゼントなんて良いのに」
「……その、大した物じゃ、無いんだけど……」
「開けていい?」
「うん」
プレゼントを手渡すと彼は嬉しそうに包みを解いていき、
「え? もしかして、これ……亜夢が編んだの?」
「うん、そうなの。そんなに上手くなくて申し訳ないけど……」
「そんな事無いって! 上手いし! ってかめちゃくちゃ嬉しい!」
カーキー色のセーターを手にした百瀬くんは無邪気な笑顔を向けながら喜んでくれた。
「あのね、この前クローゼットに隠してたのは、これなの。どうしても今日まで内緒にしたくて、隠してたの。本当にごめんね」
そして、喧嘩の原因になった理由について話すと、
「そっか、そうだったんだ。俺の為だったのに、勘違いして怒ってごめん。俺、本当に子供だった…………呆れた?」
「ううん、そんな事ない」
「本当?」
「……信用してないの? それじゃあ――」
「――ッ!」
普段はあまり自分から積極的にキスはしないけど、今日は特別。
「呆れたりしないよ? 私は百瀬くんの事、大好きだもん」
「……不意打ちとか、反則過ぎだし……」
珍しく照れる百瀬くんが可愛くて、私はもう一度、彼の唇に自身の唇を重ねていくのだった――。
-END-
※イラストはAI生成アプリにて作成しました※