溺れるように愛して
「考えんなよ」


そう彼に言われたときには、シャツに手をかけられ、ブラをおろされる。

はだけた体に彼の手と口付けが落とされる度に、もう夏目くん以外を考える余裕などなくなってしまう。

ちっぽけな理性なんてこの時にはすぐに飛ばされる。


襲うのは罪悪感ではなく一時の快楽だけ。


そうなると分かっていながら、わたしはここに来てしまう。
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