溺甘純愛婚。 〜財閥社長とウブな令嬢のラグジュアリーな新婚生活。



  ***
 
 
 家を出るとタクシー予約していたので大通りで乗った。


「駅前でよかったかな?」

「はい。お願いします」


 するとすぐにタクシーは出発して十五分ほどで到着して降りると、キャリーケースをコロコロと引いて駅の中へと通りホームで電車を待ち電車に乗り込むと乗り継ぎ含めて一時間ほどで目的の駅に着いた。

 その駅の近くにあるビジネスホテルで今日は宿泊する予定なので駅ナカにあるカフェで時間を潰そうと入店してアイスのほうじ茶とニューヨークチーズケーキを注文して席に着いた。
 席に座ると、明日行く予定のここから産婦人科への道を確認する。産婦人科は検査の時にお世話になったところではないためにリサーチは必要だ。



「お待たせいたしました〜」



 店員さんはトレーに乗せて持ってきてくれてテーブルに置かれる。
 グラスに入っている氷が太陽の光でキラキラして綺麗だなぁと思いながらストローをさして一口飲みチーズケーキにフォークを入れて食べ始めた。




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