【2025春・書籍化予定】溺甘純愛婚。 〜財閥社長とウブな令嬢のラグジュアリーな新婚生活。
用意したおつまみやお酒もとまってしまうくらい、綺麗で感動する。豪華絢爛な光の芸術が、大曲の夜空を彩っていた。
「綺麗だね、藍梨ちゃん」
「はいっ、すごいです! こんなに綺麗なんですね」
「また観に来ようね、来年も再来年もずっと見に来ようね」
「そうですねまた、見たいです」
花火はあっという間に終わってしまって、優生さんは電気をつけるとカーテンを閉めてからお酒や空いたお皿を片付けて重ねるとダイニングテーブルにおいた。