断罪されて死に戻ったけど、私は絶対悪くない!
 それが対外的な姿だということはもちろんわかってはいたが、まさか本当の彼がこんな感じだとは思わなかった私は気付けば自然とクスクス笑みを溢していて。

 そして笑っている私を唖然と見つめる殿下と目が合い血の気が引いた。
< 29 / 71 >

この作品をシェア

pagetop