断罪されて死に戻ったけど、私は絶対悪くない!
 そのままするりとお臍を通り太股まで降りると、何度か撫でたあとにそっと蜜壺の表面を彼の指がなぞった。


 ――ぬちゅ。


 触れられたところから音が溢れ、ドキリとする。

“こ、こんな音がするなんて”

 わざと音が出るように触れていたアレス様は、瞳を細め口角を上げた。

「薬だけではなく、ちゃんとビビのも溢れているな」
「! そ、それは薬のせいで……っ」
「あぁ、ちゃんとここも触れられていない奥までする」
「ひゃんっ」

 そしてそのまま彼の指がぐちゅりとナカへと挿入されて。

「――――ッッ!」

“な、なにこれ、こんな……っ”

 宰相に薬を塗られた時とは全然違うその指の感触が私のナカを擦り腰が跳ねる。
 ゾクゾクと快感が走り思わず息を詰めると、そんな私の口を割るように彼の指が入ってきた。

「ぁ、んう……っ!?」
「ほら、ちゃんと息をして」
「ん、んんっ」

 私の舌を摘まみ、もう一方の手の指はナカを擦る。
 くちゅりと響く音が上からも下からもして、たまらなく恥ずかしいのに信じられないくらい気持ちが良かった。
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