悠久の絃 2
「おはよう。そこ、座れる?」

「、、はい。」

「よーし、じゃあ始めようか。

先月はどうだった?」

「大丈夫でした。昨日は、発作起きちゃったんですけど、それ以外は大丈夫です。」

「昨日のことは唯弦から聞いてるから。
悩み事は俺でも、唯弦でも、麻河先生でもいいから、ちゃんと言うんだよ。」

「はい。」


「じゃ、もしもしするからシャツ上げて。」



一通りの診察を終え、検査が始まった。

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