悠久の絃 2

悠先生は多分、私が頑張れば食べられることに気づいてる。
夜星先生も気づいてるけど、気を遣って言ってこない。

私を取り巻く全ての物にイライラする。

なにこれ。ほんと無理。


「ほんとに、無理です。食べられないです。点滴してください。」



「いと!何がそんなに嫌なの。ご飯、頑張れば食べられるでしょ?」



そうだよね。悠先生も、4日×3回こんなことやってたら怒るよね。


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