悠久の絃 2
「もしもし」

『あ、もう帰ってる?』

「はい。」

『僕、呼び出されたから今病院にいるんだけど、大丈夫?ご飯食べた?発作起きてない?苦しくなったりもしてない?』

「大丈夫です。今日は帰ってこないんですか?」

『うん。多分帰れない。何かあったらすぐにメールしてね』

「わかりました。」


通話を切り、自室のベッドに潜り込んだ。



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