悠久の絃 2
20:46と時刻が表示された後、尋常じゃない量の通知が画面を埋めつくした。


「うわっ!絃、やばくない?やっぱり今日予定あったんじゃない?」


悠先生だけでなく、夜星先生や瀬堂先生からの着信。しかも数件ではなく、数十件。メールも、たくさん。


「電話、折り返した方がいいんじゃない?」

「いや、、でも、、、」

怒られたくない、いや、怒られるようなことをしたのは私だけど、

「多分、心配してるんだよ?」


私が電話をするのを躊躇っていると、突然、画面が変わった。
< 222 / 492 >

この作品をシェア

pagetop