悠久の絃 2
『今どこにいんの?誰かいる?』

「小麦、、と一緒にいます、」

『小麦?誰それ?』


また後ろから、「小麦ちゃんはいとの友達」と聞こえた。

『その子と代われる?』

「、、こむぎぃ、、お願いしてもいい?」

「いいよいいよ。ティッシュそこにあるから。」


涙が溢れそうな私をみて、小麦は優しく背中をさすりながら電話を代わってくれた。


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