悠久の絃 2
「泣いたな?今は苦しい?」

「、ちょっと、、だけです。」


椎名先生の手が首筋を触れ、ため息がつかれた。

「説教は明日。今日は家帰って寝ろ。」


え、?

と思った次の瞬間には抱っこされてて抵抗出来なかった。


車の助手席はすでにフラットにされてて、そこに座ると胸元にブレザーがかけられた。



「小麦ちゃん、ありがとうね。明日、、の学校はわからないけど、また行った時に仲良くしてやって。」

「もちろんです!あと、これ、かぼちゃプリンです。お土産にどうぞ。」

「ありがとう。みんなで食べるよ。」


そんな会話が聞こえてきて、椎名先生が車に戻ってきた。

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