悠久の絃 2
コンコンコン


「絃ちゃん、起きてるー?」


なんかテンション高めで入ってきたのは夜星先生。

絶対おかしい。


ていうか、まだご飯の時間なのに。早くない?


「昨日はどうしたの?」


ほら、始まったよ。私に言わせやすくするために明るくしてきたんだ。
そんなことしても、何も言わない。


「悠先生も心配してたんだよ?俺も、唯弦も、麻河先生も、さ。辛くなっちゃった?」




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