悠久の絃 2
「違うよ!!悠先生は、、先生たちは、、、わからないとか、、、そうやって、、、、そうやってさ、、

……もう嫌なの!!最近は何が嫌なのかもわからないからイライラするし、そのイライラの原因がわからないからさらにイライラするの!!!




もうさぁ、、嫌なんだよぉ、、全部嫌なの、、、

もう、病院も行きたくない。先生たちにも会いたくない。」



全てを吐き出したあと、フラフラになりながら部屋に入った。


悠先生は追いかけて来なかった。



嗚咽の混じる荒い呼吸は、生きている心地がして、苦しいけど、止める気にはならなかった。






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