悠久の絃 2
絶対何か言われると思ったから、いないのなら好都合。
シャワーを浴びて戻って来ると、、、いた。
「おはよう。あ"っ!目真っ赤じゃん!」
悠先生はキッチンに向かって歩きだし、私は部屋に入ろうとした。
「いと、ソファ座って。」
ですよね。
もう怒られたくはないから、大人しくソファに座った。
「ったく、これで冷やして。」
と、氷水につけたタオルを持ってきてくれた。
「、、、さっきは、、いなかったじゃん。」
「そうだね。ここにはいなかった。そこで仕事してたから。」
とふすまの仕事部屋を指した。