悠久の絃 2

斥力

週明け、学校に行くと後ろの席の進くんにコツンと軽いげんこつを食らった。

「ねー!心配したんだよ!?」


「いてっ、、え!?」


「水曜日、家出したんだろ?赤城先生がめっちゃ焦って電話してきたよ。」


悠先生、、、、なんで進くんにも、、、しかも、家出じゃないし、、


「そ、そうだったんだ。ごめんね。」


「全く。兄ちゃんも心配してたんだからな。」


「高山先生も、、なんか、ほんとごめん。」





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