悠久の絃 2
『救急です。応援お願いします。』


「わかりました。すぐに行きます。

悠先生、ごめん。今日帰るの遅くなると思う。」


「大丈夫です!救急ですよね?行きましょう。」




桜庭は今年度から受入れ数を増やして、救急は段違いに忙しくなった。

上宮先生は検査の補助もしてくれていたので、痛手ではあったが、こればかりはどうしようもない。


医局を飛び出して救急に向かった。
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