悠久の絃 2
悠先生、絶対疲れてる。首筋、いつも先生たちが触るところが少し腫れてたし、目も赤かった。それに、頭も少し気にしてた。痛いのかな。
いかにも、一晩中頭をフル回転させてました!みたいな。
気づいたら、悠先生の部屋のドアをノックしていた。
コンコンコン
「ん?いと、どした?」
「えっと、、今日、やっぱり、お家にいませんか?ほら、悠先生はお疲れだし、また次もあるじゃないですか、、、だから、、、だから、、」
「、、いと。ありがとう。僕のために考えてくれたんだね。確かに、僕も今の状況で車の運転をするのはやばいかなって思った。だから、今日はいとの厚意に甘えてもいいかな?」
コクコク
「うん、ありがとう。」
悠先生はまた部屋に戻って、着替えをし始めた。