悠久の絃 2

ほんの少しのお別れ

時間の流れというものはすごく早い。


まだ先だと思っていた中間テストは目の前に迫り、体育祭ももう少し。


そして、明日は悠先生が出発する日。





「よし、必要なものはこれだけかな。いとちゃんもチェックしてくれる?」

「はい!」


今は悠先生が持っていく荷物の最終チェック。


悠先生のメモに書かれているものがちゃんと入っているか確認する。
< 31 / 507 >

この作品をシェア

pagetop