悠久の絃 2
「樹がね、結構ド直球で言っちゃったんだよ。結果だけじゃなくて、その、注意とか。厳しいとは思ったが言ってることが確かだったからしょうがないと言えばしょうがない。」


「兄ちゃんも結果見たの?気になるとこあった?」


「見た。呼吸器が酷いのはわかってたけど、想像以上。入院させないのが不思議。心電図、そろそろホルター検査やれ。カテーテルやるなら受験期前の方がいい。採血も、少し気になった。すぐじゃなくていいけど、様子みて膣分泌物検査した方がいいと思う。」


「僕もそこ気になったんだよね。生理は来てるみたいだけど、軽いのかな。薬飲まないんだよね。心臓もそろそろ気を遣わないとだし。」


相変わらずいとの行動は読めず、夕食は終わった。

全く音沙汰がないから寝たかな。





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