悠久の絃 2
ご飯を食べたあとは薬を飲んで、軽くもしもしされて勉強を始めた。


「そう、ここに動詞があるから、ここが、、、、」



律先生の説明、すごくわかりやすい。


途中からは律先生もパソコンを開いて、2人で黙々と勉強した。








「……けほっ、、」




「ケホッ、、んっ、、、ふぅ、、、ヒュッ、、、、」





夕方、だいぶ日が傾いて街のチャイムがなった時、


「今日はここまでにしよう。絃ちゃん、こっちおいで。」



律先生の声が静かな部屋に響く。
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