悠久の絃 2
律「絃ちゃんどう?」
僕がいとを部屋に運び、リビングに帰ってくると全員が顔を向けた。
「さっきよりはマシだけど、まだ喘鳴が残ってる。今夜はちょっと怖いかな」
律「唯弦には俺から連絡しておく。ただの風邪だといいんだけどな」
稜登「解熱剤飲ませてないからまた熱上がりそうだね」
律「明日病院連れて行こうか?樹でも唯弦でも、現状を報告しないとな」
綾「私明日休みだから律兄は外科行っていいよ。稜登たちとカンファがあったでしょ?」
律「ああ、そうだな。じゃあ頼んだ。
稜登くん、あの子の症例ならさ、――」
兄ちゃんと音道先生の話は長そうなので、僕と姉ちゃんで明日の予定を立てた。
僕がいとを部屋に運び、リビングに帰ってくると全員が顔を向けた。
「さっきよりはマシだけど、まだ喘鳴が残ってる。今夜はちょっと怖いかな」
律「唯弦には俺から連絡しておく。ただの風邪だといいんだけどな」
稜登「解熱剤飲ませてないからまた熱上がりそうだね」
律「明日病院連れて行こうか?樹でも唯弦でも、現状を報告しないとな」
綾「私明日休みだから律兄は外科行っていいよ。稜登たちとカンファがあったでしょ?」
律「ああ、そうだな。じゃあ頼んだ。
稜登くん、あの子の症例ならさ、――」
兄ちゃんと音道先生の話は長そうなので、僕と姉ちゃんで明日の予定を立てた。