悠久の絃 2
「ま、でもいいや。多分いとは僕から離れないし。話聞いてくれてありがとね。」
「どういたしまして。もう寝るのか?」
「いや、もう少し論文書いてから寝る。」
「あっそ。あんまり無理すんなよ。」
お気遣いなく〜と右手を上げながら、仕事部屋へ入った。
必要な文献と医学書を数冊手に取り、パソコンを起動する。
ポコンっとスマホが音を鳴らした。
「……」
そうか、そろそろ、だもんな。
次の休みを確認して返信し、また医学書に目を通す。
「どういたしまして。もう寝るのか?」
「いや、もう少し論文書いてから寝る。」
「あっそ。あんまり無理すんなよ。」
お気遣いなく〜と右手を上げながら、仕事部屋へ入った。
必要な文献と医学書を数冊手に取り、パソコンを起動する。
ポコンっとスマホが音を鳴らした。
「……」
そうか、そろそろ、だもんな。
次の休みを確認して返信し、また医学書に目を通す。